(おうちだにじんじゃ・おうちだにこうえん)
モミやシイなどの木立の中にたたずむ社殿は、石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿ともに国の重要文化財です。1650年(慶安3)、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立したもので、簡素で気品があり、本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が残っています。
樗谿神社は創建時「東照宮」でしたが、明治時代に「樗谿神社」と改称されました。元々の名称復活を望む声もあり、「鳥取東照宮」と名称変更する予定です。

樗谿公園は梅林、遊歩道、芝生公園が整備され、奥には周囲の緑を映す大宮池があり、市街地に接する憩いの場として知られています。
樗谿公園は、昔この地に樗(あふち)の木があったことから、いまでは樗(おうち)谿といわれているとされています。平成元年には環境庁の「ふるさと生き物の里」にも認定されています。鳥獣保護区で主要部は特別保護区に指定されていて、天然記念物の「キマダラネリツバメ」等が生息しています。
初夏には、境内を流れる樗谿川に、源氏ボタル・平家ボタル・ヒメボタルの3種の蛍が棲息していて、日没後は幽玄の世界となり観光客や地元の方にも人気のあるスポットです。