鳥取東照宮(樗谿神社)・樗谿公園

(とっとりとうしょうぐう・おうちだにこうえん)

樗谿神社

鳥取東照宮(樗谿神社)

モミやシイなどの木立の中にたたずむ社殿は、石玉垣をめぐらした本殿、平唐門の中門、入母屋造の拝殿、幣殿ともに国の重要文化財です。1650年(慶安3)、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立したもので、簡素で気品があり、本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が残っています。

樗谿神社は創建時「東照宮」でしたが、明治時代に「樗谿神社」と改称されました。元々の名称復活を望む声もあり、「鳥取東照宮」と名称変更しました。

樗谿公園

樗谿公園

樗谿公園は梅林、遊歩道、芝生公園が整備され、奥には周囲の緑を映す大宮池があり、市街地に接する憩いの場として知られています。
樗谿公園は、昔この地に樗(あふち)の木があったことから、いまでは樗(おうち)谿といわれているとされています。平成元年には環境庁の「ふるさと生き物の里」にも認定されています。鳥獣保護区で主要部は特別保護区に指定されていて、天然記念物の「キマダラルリツバメ」等が生息しています。

鳥取東照宮(樗谿神社)・樗谿公園

住所
鳥取県鳥取市上町87
お問い合わせ
鳥取市観光案内所
TEL 0857-22-3318
アクセス
JR鳥取駅から路線バス「県庁日赤前」下車 徒歩約15分、100円バス「樗谿公園・やまびこ館前」下車 徒歩約5分
JR鳥取駅から車で約10分
中国自動車道 「佐用JCT」ー鳥取自動車道「鳥取IC」または「鳥取南IC」 佐用JCTより約1時間20分